犬を褒める

 

犬のしつけでは褒めることも大切だと、お話ししたと思います。何かしつけ通りに守ることができたら、ご褒美をあげる人も中にはいると思います。しかしご褒美をあげるよりも、できれば、褒める行為を大げさに行った方がいいかもしれません。大げさにスキンシップをとって、言葉をたくさんかけてあげて、褒めるというのが一番です。

 

犬というのは、どんなご褒美よりも、一番飼い主に褒められるのが嬉しいことです。ですから、褒めるということが何よりのご褒美になります。ものを与えてあげるのもいいのですが、それではもしかすると、犬と飼い主との関係があまりいいとは言えないものになるかもしれません。

 

ご褒美として何かを与えてあげたいと思っているのであれば、愛情をたっぷり与えてあげてください。愛情をたっぷり与えてあげることによってご褒美代わりになりますし、犬もとても喜ぶと思います。しつけの時期が終わって、大きくなったとしても、犬に対して褒めるという行為は続けてあげてくださいね。

 

犬をしつける時に、ダメという言葉で叱ってばかりのしつけでは効果があまりありません。もしも、ダメと言ってすぐにやめた場合には、その後褒めてあげるようにすると、より効果的です。

 

ダメだということをやめたら褒めてもらえる、ということが分かってくれば、良いことと悪いことの区別もつくようになると思います。しつけは飴と鞭で、やはり叱ったら褒めることを忘れないでください。